病院以外で看護師が働く職場の種類とは

看護師の職場は病院だけではない。
さまざまな種類の職場があるのだ。
もちろん、看護師が働いているところは病院、クリニック、診療所などの医療系施設が8割以上を占めている。
しかしながら、残りの2割は医療系以外の施設なのである。
代表的なものは産業看護師で、これは企業のクリニックに勤務する仕事だ。
オフィスに常駐してその会社に働いている労働者の看病、応急処置、健康診断などを行っている。
勤務時間はオフィスの営業時間と同じであることが一般的で土日祝日は休みである。
また、学校の保健室に勤務する看護師も、産業看護師と同じように人気の高い求人のようだ。
生徒数が多い学校だと、保健師のサポートをするために募集が出されることもある。
ただし、公立の小学校と中学校では公務員となり、保健師の資格も必要とするが、私立の学校は公務員でもなく、保健師の資格も不要となっている。
それから、看護師は治験コーディネーターとしても働くことができる。
治験においては薬の臨床試験を行って効果を確認したり、問題がないかを特定しながら、薬品開発が行われる。
治験コーディネーターというのは、被験者の体調管理などを行う仕事だ。
薬品開発を行う企業で働くことになるので、勤務時間はその企業の営業時間と同じだ。
社会貢献度の高い仕事なので、やりがいが大きくて、人気がある職種だ。
病院以外の職場をざっと探すだけでこれだけある。
病院以外の職場を探している看護師は転職先として検討候補に入れてみるのもいいだろう。